名古屋からまた新星☆14歳の佐藤未生
中部日本選手権女子ジュニアで、高得点をマークして優勝した佐藤未生=2月13日、甲府市の小瀬スポーツ公園アイスアリーナで
伊藤みどりや浅田真央(中京大)が育ったフィギュアスケートのグランプリ東海クラブに、将来の活躍が期待される女子の注目株がまた1人登場した。1月末の全国中学校選手権で2位になった佐藤未生(みう)=名古屋市伊勢山中。今も同クラブで練習する村上佳菜子(愛知・中京大中京高)とは二つ違いの14歳。「来季はジュニアのグランプリシリーズに挑戦したい」と、トップ選手を目指している。
スピード感のある滑りと迫力のあるジャンプをあわせ持つ。2月の中日カップ中部日本選手権、今月5、6日にあった三笠宮賜杯中部日本競技大会では、ともに年上の選手たちを退けて初優勝。それでも「まだミスのない演技はできていない。次はもっと上手に滑りたい」。よりいい演技を求める気持ちが、試合のたびに成長する糧になっている。
指導する山田満知子コーチは「ジャンプはカナ(村上佳菜子)よりも迫力があって、(伊藤)みどりみたいなところもある。特長を生かして上がっていければ、また違った選手になれる」と期待を寄せる。
集中して滑ると下を向いたまま演技することがあるという。「自信を持って滑れるように、いつも顔を上げて滑りなさいと言われる」。堂々と滑ることで、課題の表現力も向上させようと心掛けている。
目標のスケーターは浅田。「表現力やスケーティングがすごいし、ジャンプも好きです」。同じリンクで練習したこともあるあこがれの先輩の話になると、とたんに目を輝かす。村上とは練習のときに「いつも楽しい話をしている」という仲良しで、「いつかは同じ大きな大会に出たい」。先輩たちの後に続く夢をふくらませている。
(2011年3月9日)
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