2012年05月16日

1970年代の壷売りは展示即売会だった。

hitosato様が霊感商法のいきさつの記事を書かれていた。

そこで後追い記事として補足してみたい。

1976年当時、壷売りは展示即売会だった。
その当時1個18万から45万ほどで売られていた。

1976年ごろから壷の中身をくりぬいて中は空洞になっていた。その前1975年ごろまでは中がくりぬいてない壷の形をしたそのままの大理石であった。裏には一信と書かれていた統一マークのシールが貼られていた。

そしてhitosato様の記事にもあったように大理石の縞模様がイエス様に見えるとか、観音様に見えるとか言って見つけたらみんなで「すごい!すごい!!」を連呼したものだった。

展示会は映写機を設置してフィルムで最初に壷になる大理石の採取される山や、山でお坊さん達が祈りをした場所などが紹介されていた。フィルムの中には大山倍達極真空手創始者が壷を持ってしげしげと眺めている姿も収まっていた。

一通り見終わったら壷を紹介者と一緒に見て回り「ここイエス様に見えますよ?」などと言って縞模様が何かに見えないか必死で探したものだった。

大体の価格が平均30万前後だったように記憶している。やすいので15万から18万程度だったと記憶している。

その当時は良心的で小生の親も2個ほど買ったものだ。壷を買う前に小生の親は7dayまで出ていて、久保木会長にも会ったことがあると言う何とも稀有な体験の持ち主なのだ。

その後、80年代前半はまだ良かったのだが80年後半になってからビデオセンター出来てから以降だと思うがもっと付加価値を付けて売ると言う所謂霊感商法の商品となっていったのだと考えられる。

その壷、家のどこかにあるのだが見つからない・・・。親が捨ててしまったのかもしれない。(笑)

当時は高いという感じはあまりしなかった、ちょっと高いかな?程度だったのだ。

F社長の時候でしょう?の言葉には驚いた。
1976年。この頃はまだ買った方も売った方もお互い心から喜んでいたものだ。

昔はのどかだなとおもう方はクリッククリック(笑)

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posted by 田黒吾寛 at 23:24| Comment(0) | 駄文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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