世界初 イオンで空気浄化
プラズマクラスターイオン技術
シャープが独自に開発した除菌イオンの「プラズマクラスターイオン」は、当初の大腸菌や黒カビといった浮遊菌を滅菌する効果から、その後、空気中のウィルスや細菌類の*不活化、ダニや花粉によるアレルギー症状の抑制効果と、次々と新効能が実証されています。
このプラズマクラスターイオンを利用した空気化方式は、ファンで部屋の空気を吸い込み、フィルターで有害物質を濾過する従来の待ち受け型とは違う、「吸引する前に空気を浄化する」という発想転換から、飛び出すイオンの力で空気中に浮遊する菌やウィルス、臭いなどを除去するという世界初の技術の開発によって生まれたものです。
ここには、シャープペンシル(社名の由来)の発案者であり、国産初のテレビと電子レンジ、世界初の電卓を世に出したアイデアマンの創業者・早川徳次の「人のやらないことをやれ、人に真似されることをやれ」という遺訓が息づいています。

 *不活化…増殖能力を失わせて死滅させること
ではプラズマクラスターイオン技術とはどういうものなのか?それは空気中にプラス(+H)とマイナス(O2)のイオンを大量に放出することで、浮遊カビ菌・インフルエンザウィルス・ダニアレルゲンなどの有害物資を取り囲み、化学反応によって不活化する空気浄化技術です。しかしこのイオン、空気中では非常に不安定で、発生ユニットで人工的に生成してもすぐにつぶれてしまいます。そこでシャープでは、プラズマ放電によって、プラスとマイナスのイオン粒子の回りに複数の水分子が取り囲むクラスター(ブドウの房の意)状に凝縮させる技術を開発しました。
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細菌・ウィルス・アレルゲン 世界で実証された確かな効果
2000年6月にこのイオン発生装置を搭載した空気清浄機が発売されてから、プラズマクラスターイオンが臭いだけでなく、細菌やウィルスの活動を弱める効果があるのではと言われていました。事実、「風邪をひかなくなった」「モノが腐らなくなった」といった声が多く寄せられたそうですが、シャープはあくまでも公的試験機関での検証結果が出てから一つ一つ効能を発表してきました。(表1)
その結果、2002年に、インフルエンザウィルスや院内感染の原因とされるMRSA(耐性黄色ブドウ球菌)などに対する効果が、2003年に、ダニや花粉によるアレルギー症状を抑制する効果が各国の研究によって実証されました。特にインフルエンザウィルスなどは、今までワクチン摂取か抗インフルエンザ薬など人間の体内で感染を予防する方法しかありませんでした。それが人間の体外で直接ウィルスを不活化することが実証されたことは画期的なものです。
プラズマ放電によるクラスター状態のイオンの力
空気そのものを浄化するアクティブ型の空気浄化
そして、今年2004年7月、シャープと(社)北里研究所メディカルセンター病院での共同実験結果により、*コロナウィルス科に属するネココロナウィルスに対する不活化が実証されました。
実は、このコロナウィルスの変異型が、昨年よりアジアを中心に猛威をふるうSARSウィルスです。現在ネココロナウィルスに続き、この浮遊SARSウィルスにも不活化効果があるか引き続き実証を行なっているとのことです。
 
*コロナウィルス…人や猫、鳥、犬、マウスなどに感染し下痢などを起こすウィルス。
           人においては呼吸器に疾患を起こし、風邪全体の10〜30%の原因と考えられている。
対象物質 種類 主な疾患 実証機関
ウィルス ネココロナウィルス 嘔吐、下痢 (社)北里研究所メディカルセンター病院(2004年7月)
インフルエンザウィルス インフルエンザ (財)北里環境科学センター(2002年9月)
韓国 ソウル大学(2003年9月)
中国 上海市予防医学研究院(2003年12月)

(社)北里研究所メディカルセンター病院(2004年2月) 
コクサッキーウィルス 夏風邪 (財)北里環境科学センター(2002年9月)
ポリオウィルス 小児麻痺 (財)北里環境科学センター(2002年9月)
アレルゲン ダニアレルゲン
(ダニの死骸・糞による粉塵)
広島大学大学院 先端物質科学研究科(2003年9月)
花粉アレルゲン
(スギ花粉抽出アレルゲン)
広島大学大学院 先端物質科学研究科(2003年9月)
細菌 MRSA
(メチリシン耐性抽出アレルゲン)
(財)北里環境科学センター(2002年9月)
(社)北里研究所メディカルセンター病院(2004年2月)
大腸菌 (財)石川県予防医学協会(2000年9月)
バチルス菌 (財)北里環境科学センター(2002年9月)
バクテリア(大腸菌・ブドウ球菌) 中国 上海市予防医学研究院(2001年10月)
真菌 クラダスポリウム
(黒かび)
(財)石川県予防医学協会(2000年9月)
中国 上海市予防医学研究院(2002年1月)
ドイツ リューベリック医科大学(2002年2月)
【表1】 プラズマクラスターイオン技術の効能一覧
シャープのイオン発生装置は、フィルター方式のように汚れて効果が落ちることも、交換する必要もなく、年間連続運転でも電気代は約100円です。この装置を搭載する空気清浄機自体も、その電気代は1年中付けっぱなしでなんと年間580円です。現在、シャープのイオン家電は空気清浄機だけでなくエアコン、除湿機、加湿器、冷蔵庫など多岐にわたります。
さらにこの技術は、業種をこえて多くのメーカーの製品に採用されています。その効果は世界的にもさらに注目され、本年度、英国アレルギー協会とカナダ喘息協会の認証も相次いで受けています。
「空気のあるところ全てをクラスターイオン空間にして快適で清潔にしたい!」シャープのトップが語る、夢のようなこの目標が、近い将来、現実のものになるかもしれません。
次の不活性化はSARSウィルス
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