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栃木 観光客1000万人超減
6月3日 6時37分

栃木 観光客1000万人超減
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去年1年間に栃木県を訪れた観光客の数はおよそ7430万人で、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、おととしと比べて1000万人以上減少しました。

栃木県が県内の自治体を通じてまとめたところ、去年1年間に県内を訪れた観光客の数はおよそ7430万人でした。
これはおととしと比べておよそ1090万人、率にして12.8%減少しました。
このうち世界遺産に登録されている日光東照宮などがある日光市は863万人で、24.1%減少、県北部の那須塩原市は812万人で21.6%減少と、いずれも大きく落ち込みました。
栃木県内の観光客の数はおととしまで3年連続で増えていましたが、去年は4年ぶりに8000万人台を割り込みました。
また宿泊客の数はおよそ647万人で、おととしよりも19.1%減少し、特に外国人の宿泊客は半分以下に減り、およそ5万5000人にとどまりました。
栃木県は東日本大震災や原発事故の影響で、観光客が大幅に減少したと分析していて、「東京スカイツリーにオープンした栃木県のアンテナショップなどを活用し、観光客の回復を図っていきたい」としています。

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