(朝鮮日報日本語版) 進歩党中央委の暴力女性、身元判明
朝鮮日報日本語版 6月2日(土)10時8分配信
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(写真:朝鮮日報日本語版) 先月12日、統合進歩党中央委員会で若い女性が趙俊虎・前共同代表の頭髪を引っ張っている。この女性は旧主流派所属の会計職員だと判明した。/写真=李泰景(イ・テギョン)記者 |
先月12日に京畿道高陽市で開かれた統合進歩党中央委員会で、趙俊虎(チョ・ジュンホ)共同代表(当時)の頭髪を後ろから引っ張るなど暴力行為に及んだ女性の身元が判明した。
ソウル地方警察庁は1日、統合進歩党京畿道支部驪州・利川地域委員会の女性会計職員(24)がマスコミ報道、監視カメラ映像に登場する人物と同一人物だと断定したことを発表した。警察は女性の携帯電話の通話記録、位置追跡に基づき、最終確認を進めている。警察と進歩党によると、女性は暴力行為の後、委員会の会場近くの駐車場から旧主流派が手配したとみられるバス6台のうち1台に乗り、会場付近を離れたという。
同党関係者は「女性はH大学を卒業後、京畿東部連合など旧主流派の一員として積極的に活動してきた」と述べた。暴行を受けた趙前代表は、首の椎間板ヘルニアを起こし、手術を受けた。
同党の暴力真相調査委員会は、中央委員会で暴力を振るった旧主流派の党員7人の身元を特定しており、近く発表する予定だ。
同党関係者は「暴力真相調査委が現場の証拠写真などを分析した結果、7人の身元を最終確認した。いずれも旧主流派所属の中央委員だった」と述べた。
当時壇上には約100人の中央委員、党員、大学生らがいたが、大学生は暴力には直接加担しなかったとの結論が出た。
進歩党が加害者の身元を公表した場合、警察は加害者から事情を聴くなど、司法処理手続きに入るとみられる。また、暴力行為に至る指示・伝達ルートの解明も進められる。
最終更新:6月2日(土)10時8分
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