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県内金融機関が県央地域に注力、支店開設や改装相次ぐ/神奈川

2012年5月18日

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 小田急線沿線の県央地域で、県内の金融機関による新規の支店開設や店舗リニューアルが相次いでいる。高い技術力を持つ中小企業の集積や人口増という「将来性のある地域」(銀行関係者)を背景に、本業の融資拡大につなげたい考えだ。新規開拓の専門スタッフを増員・投入する金融機関もあって、しのぎを削っている。

 横浜信用金庫が14日、14年ぶりに新設した大和支店は鶴間駅に近く、大型商業施設やまとオークシティに隣接する。住宅ローンなど好調な個人向け融資をさらに伸ばすだけでなく、「中小企業への資金供給の拠点」(谷藤光晴・業務推進部長)と位置付ける。

 本部に所属する法人対象の新規開拓専門部隊の一部が同支店を拠点に攻勢をかける。谷藤部長は「コンサルティング能力を発揮し、地域の中小企業とともに成長していきたい。後発だが、足しげく通って開拓していく」と意気込む。

 また、28日には南林間駅前の南林間支店を近隣に移転、個人向け業務に特化して新装オープンさせる。

 同じ14日、横浜銀行は相模大野駅前の再開発ビル内に相模大野支店をリニューアルオープンさせた。「もともと当行の取引率が高い地域。今後もリニア新幹線や圏央道などのインフラ整備、相模大野駅周辺の開発などが進み、企業集積や人口の流入が期待できる」と浜銀担当者。機能強化の一環として、1階に証券子会社・浜銀TT証券との共同店舗「コンサルティングブース相模大野」を設置した。「法人向け、個人向けとも、あらためて力を入れる」と話す。

 神奈川銀行も、同エリアで次々と営業力の強化に取り組んでいる。2009年3月に小田急相模原駅前の相模台支店をリニューアルし、10年2月には高座渋谷駅前の複合施設IKOZA内に高座渋谷支店を新規開設した。「隣接する支店との連携で、小田急線沿線における相乗効果を見込んでいる」という。

 両支店には今春から法人営業の新規開拓担当者を他店舗より手厚く配置。「県内でも事業者数や人口が多く、市場性の高い地域。より一層力を入れる」と同行。ことし8月には藤沢駅近くの藤沢支店も移転リニューアルする予定だ。

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