まずは国会の議事録から見つけた第154回国会の予算委員会での五十嵐文彦議員の発言記録。
発言日も発言者もわかっているので簡単検索ですぐ見つかります(直リンクできないから検索してみてね)。
以下抜粋。
私のところに一つレポートがございます。ネバダ・レポートというものです。これは、アメリカのIMFに近い筋の専門家がまとめているものなんですけれども、この中にどういうことが書いてあるか。
『IMFに近い筋の専門家』ということなので、おそらくスタッフの私的研究とか外部委託の研究とかそんな感じのもので、少なくともIMFの公式なレポートではないようです(IMFのサイトにそれらしいものを見つけることはできませんでした)。
そういうわけで、たとえ日本の経済が破綻したとしてもすぐさま実行される類のものではないでしょう。
http://night-news.moe-nifty.com/blog/2005/04/post_8451.html
あと、事実かどうかわかりませんがコレクタージャパンとか言う海外投資を扱ってる企業が、日本経済の先行き不安をあおって海外投資を増やそうとして流した宣伝じゃないかって話もあるようです。
どっちにしても、そんなに信憑性のある話じゃないと思います。
このレポートかどうかは知りませんが、アメリカが毎年日本に注文をつけた文書を発表しているのは事実で、大使館HPでも公開されています。その内容と近年の小泉改革がありまに符号していたので、さわいでいる人もいます。要はそれを報道しなかった新聞、テレビが異常なのですが。
IMFの管理下に日本が入るなどありえません。アジア諸国とは経済力が違いすぎます。また日本がもし入れば、多量の米国債を所有しているわけですから、アメリカも危機になります。太った豚は生かさず殺さずでしょう。
謀略説もいいんですが、その中そんなに単純ではない。謀略説のなかみをきくと、たいがいごく普通のありふえた内容だったりします。世間が無知すぎるのです。
トンデモ本の宣伝かなんかだったらごめんなさい。http://end
たしかに、冷静に考えてみればそんなことあるはずがないですよね。あまりにも単純に考えすぎてしまっていたかもしれません。
この五十嵐議員という人はどこからこの情報を持ってきたのですかね・・・それが気になります。
http://blog.goo.ne.jp/leonlobo/e/c75a0062d8b0851ff8dc7238ed4987b...
http://blog.goo.ne.jp/leonlobo/e/ba4eeb2fb74a397a086b711a1da49d1...
http://sasadaoffice.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/index.html
スティグリッツ氏はIMFを批判していますね。日本も可能性は全く無いとは言い切れないと思いますが、IMFとネバダレポートは直接の関連は無いので、両者は直結はしないと思いますが。
http://unikorea.parfait.ne.jp/031040/35c.htm
韓国は上のようになったようです。
韓国の情報はありがたいです。
やっぱりそんなに信憑性のある話じゃないんですね。それがわかっただけでも十分です。ありがとうございました。