さんかれあ・第9話
箸休めの「えいろめろ」。でもサブタイは「母の…手…」。
これが何で母の手なんだと思ったが、最終的に今回の話は母の手なんだな。
えいろめろと言う事で、めろの中学の学友忍田一恵と八坂御子登場。一恵、千紘並みのゾンビヲタクじゃないか。千紘と話が合うんじゃないかと思ったが、後で千紘の評価が低い事が分かる。御子からはそんなゾンビが本当に居るのならニュースになっているんじゃないかと言われても、それは政府が隠しているのだと叫ぶ。放射脳ワロタw
ゾンビの分布図を想像力と直感で「おそらくこんな感じだろう・・・」と作図したらどうだ?
一恵が具体例と挙げるゾンビは、美術の山之内瑞貴先生。何故かと言うと、美術室に蠢く大きな鞄を持ち込んで、その鞄の中の何かに生肉を食べさせていたから。しかも食べさせるばかりか、自分までぺろりと。
ヤバイよ。鞄の中には何かが居るのかも知れないが、自分までぺろりはヤバイよ。つい先日アメリカで人の顔を食べていた男と同じなんじゃないのか?
御子も確かに山之内先生が車から何か蠢く鞄を持ち出したを見かけている。それじゃ確認してみようと言う事で3人は美術室で隠れていると、山之内先生がやって来て鞄の中の何かに生肉を与えだした。にしても生肉を紙袋に入れてるってどうよ。
思わず乗り出した3人のせいで石膏彫刻が落下してバレる。
やっぱりペットだったんだね。ワニか、無難な決着だが、山之内先生自身が生肉(生レバー)を食べたのは美味しそうに食べるから思わず自分も、ってのはちょっと無理な話の様な。
じゃあ本物のゾンビは居ないのか?と言う話で、兄の千紘が礼弥をゾンビだと言うのを一恵に話すと、あの兄の言う事は信用出来ないと言う一恵。いや、おまえ、同類だからw 今度写真を撮って来てと言われるものの、それは寺のプライバシーだと断る萌路。
そう言えば兄は礼弥が来てから、今迄のゾンビ好きだけな兄から一生懸命礼弥の世話をする兄に変わったなと思う萌路であった。礼弥に兄をそうさせる力があるのだろうか。
母の思い出がほとんどない萌路だったが、一度熱を出して寝込んでいた時に包帯を巻いた手でうっかり熱をみようとした母の場面だけは覚えていた。母の冷たい手。冷たい手?その時の母は生きていたのか?
そして家事を手伝うと言ってくれた礼弥の手もまた冷たかった。礼弥に母の姿を重ねてしまった萌路は思わず「ママ」と言ってしまう。やっぱりあの時の母はもうゾンビだったのかなあ。しかしこれで礼弥に抵抗感が無くなったか、一緒に写メを撮る仲に。
でもその写メ見て一恵はとてもゾンビに見えないと言うけど。そりゃそうだろ。
それにしても、礼弥も自分の事を萌路に普通に「私はゾンビだから」って言っていたが、信じる信じないは別にして、降谷家では礼弥はゾンビですって事を公言しているのか。