December 22, 2006

心の中の暦。

d86220ae.jpg納得のいく原稿が書けない。
気分転換に、「トリュフ入りチーズケーキ」と、昨日豆大福を作った時に残った白玉粉で「青汁大福」を作ってみた。

途中、味見してたら、頭が働き始めた。
よって、再びパソコンへ。

チーズケーキが焼きあがった。
が、トリュフオイルを表面に塗ったせいか、いつもの焼き時間なのに、チーズケーキの表面が焦げてしまった。

あーあ。

でも、きっと中身はおいしいはずだと念力を送り、ラップでその思いをしっかり閉じ込めて、冷蔵庫へおさめておいた。
思いは通じる。

原稿書きをしていると、一通のメールがきた。
“一足お先にあけましておめでとう”というタイトル。

私を変えてくれた尊敬すべき人の中でも、超がつくほど尊敬する方から。
あるいみ、人間とは思えないいい意味でのハイパーさをもつ人物。
心にぽっかりあいた穴を修復してくれる人であり、目には見えない気づきを教えてくれる方でもある。

メールには、
“冬至の朝は、とても大切な朝である。
その昔、太陽の高度が最も低くなる冬至を太陽の復活とし祭を行い、盛大に祝ってい
た。
新年とは、実はこの日のことなのだ。
僕は、いまも古い暦を大切にし、日々を生きている。
旧暦で生きることは、自然と共に生きることで、それは、ちょっとしたエコロジー。
押し付けがましいロハスやエコと違って、心地よい。
人とは違ったカレンダーを持つことは、実に楽しい。
自然に生きる、自然と共に生きると言うことは、太陽と共に生きることに他ならない。
自分の暦はなにか?
洋服や楽曲を選ぶ前に、今一度、もっと僕らの暦や時間を考えねばならなくなるだろう”
と書かれていた。

また一つ大きな気づきもらった。
このメールを目にしなければ、「今日は、柚子と南瓜とこんにゃくを食べればいい」だけの考えで終わってた。

冬至の今日は始まったばかり。
まだ間に合う。
ひとまずパソコンの電源を切って、自分の暦を考えてみた。
自分の着ていた洋服や聴いていたBGMを切り替えてみた。

そして、自分が今何をすべきか、改めて考えさせられた。

このメールの送り主さんみたいに、人の心に残る自分になれるよう、大事な人を大事にできるよう、新年の自分を作り上げよう。

あけましておめでとうございます。


makiegg at 06:56│ この記事をクリップ!