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危険運転適用へ街頭で訴え 亀岡事故遺族ら署名集め

2012年6月2日

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写真:亀岡暴走事故で危険運転致死傷罪の適用を求めて署名活動をする人々=2日午前10時54分、京都市下京区、矢木隆晴撮影拡大亀岡暴走事故で危険運転致死傷罪の適用を求めて署名活動をする人々=2日午前10時54分、京都市下京区、矢木隆晴撮影

写真:亡くなった小谷真緒さんの写真をプリントしたTシャツで署名活動をする人々=2日午前10時47分、京都市下京区、矢木隆晴撮影拡大亡くなった小谷真緒さんの写真をプリントしたTシャツで署名活動をする人々=2日午前10時47分、京都市下京区、矢木隆晴撮影

 京都府亀岡市で集団登校中に起きた小学生ら10人の死傷事故で、遺族らは2日、無免許で車を運転していた少年(18)に、危険運転致死傷罪の適用を求める署名活動を始めた。被害者家族ら約50人が京都市や亀岡市などの街頭に立ち、賛同を呼びかけた。集めた署名は京都地検へ届け、家裁が刑事責任を問う検察官送致(逆送)を決定すれば、同罪での起訴を求める。

 地検は、事故の原因は居眠り運転で故意とは言えず、無免許運転も危険運転致死傷罪の適用条件にないと判断。少年を自動車運転過失致死傷などの非行内容で家裁に送致した。

 亡くなった松村幸姫(ゆき・ひ)さん(26)の父、中江美則(よしのり)さん(48)は「悪質な無免許運転で尊い命が一瞬にして奪われた。過失で許される事故ではない」と指摘。さらに、少年が最初に幸姫さんをはねた際に衝突を認識していたことをうかがわせる供述調書が遺族側に開示され、「捜査は不十分」と再捜査も申し入れている。

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