ロックバンド、ラルク アン シエルが5月31日(日本時間6月1日)、米ハワイ州ホノルルのワイキキシェルでワールドツアー(10カ国14都市、計45万人動員)の最終公演を開催。初のハワイ公演で当地と日本の友好関係向上の架け橋になったとして、ホノルル市が同日を「ラルク アン シエルの日」と制定した。
終盤の「Link」の歌唱後、ステージ上でリーダーのtetsuyaが、「ラルクの日」を認定する声明書を誇らしげに見せると、約5000人の大歓声が響いた。
5月31日付で同市が発行したもので、ピーター・カーライル市長(59)は、「文化を豊かにし、日本とハワイの友好関係を強めてくれて感謝します」と喜び、同日を「L’Arc~en~Ciel DAY」に制定すると宣言した。
ハワイでの日本人歌手の記念日制定は、2000年6月1日の「TUBEの日」、02年3月30、31日の「嵐の日」に続き、3組目。ボーカルのhydeも「今日はすごい日になってしまった。ここは(バンド名を意味する)虹の楽園なんでうれしいです」と感慨深げだ。
ライブでは代表曲「HONEY」「虹」など21曲を披露し、現地ファンを圧倒した。「ラルクの日ができたので、またここでライブができたら」とhyde。モンスターバンドが更なる進化を遂げた。
(紙面から)