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　３月にＡＫＢ４８との兼任が発表されていたＳＫＥ４８の松井珠理奈（１５）が１日、東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で“ＡＫＢメンバー”として公演デビューした。新たに所属したチームＫの「ＲＥＳＥＴ」公演にサプライズ出演した珠理奈は、約２時間にわたって板野友美（２０）らと軽快なパフォーマンスを披露。ファンからの温かい拍手に号泣するひと幕もあった。

　珠理奈が“ＡＫＢ４８メンバー”として初めて秋葉原の劇場を体感した。

　“ＳＫＥの若きエース”の電撃登場に、ファンから「おおおーっ！！」とどよめきが起こった。珠理奈が入った“新生チームＫ”は初共演とは思えないほど、息の合ったキレのあるダンスを披露。受け入れられるか不安だった珠理奈が「チームＫ公演の初日をやっと迎えることができました」と自己紹介すると、嵐のような拍手が送られた。チームＫでは末っ子となる１５歳は、思わず顔を覆い「ありがとうございます」と号泣した。

　突然の兼任発表から６９日が経過していた。期限付きながら、突然のＡＫＢ行きを聞かされたのは３月２４日のさいたまスーパーアリーナ公演。驚きと同時に怖さに襲われ涙したが、この日の涙は温かい歓迎に対する感謝の思いからあふれてきた。

　チームＫは２月に米沢瑠美（２０）がＡＫＢを脱退し、珠理奈の加入で再び１６人となった。この日は大島優子（２３）が不在だったものの板野やキャプテンの秋元才加（２３）ら新しい仲間と刺激し合った。

　「チームＫさんが大好きという思いと、皆さんへの感謝の気持ちを持って頑張りたいと思います！！」。２時間のステージを全力で突っ走った珠理奈は、ＡＫＢメンバーとしても最高の輝きを放ちそうだ。