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政伸あくまで離婚熱望、美元はストーカー

 法廷対決を終え厳しい表情で裁判所を後にする高嶋政伸(撮影・園田高夫)
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 法廷対決を終え厳しい表情で裁判所を後にする高嶋政伸(撮影・園田高夫)

 俳優・高嶋政伸(45)と妻でモデルの美元(32)が1日、東京家庭裁判所で開かれた離婚裁判に、そろって出廷した。高嶋は、「被告」と呼んだ美元の“ビックリ言動”を次々と挙げ、「芸能生活をなげうってでも、離婚したい」と悲壮な覚悟を明かした。高嶋の後に証言した美元は、左手薬指に指輪を光らせながら「まだ夫婦として修復できると思います」と夫と180度違う願いを訴えた。

 不可解な愛憎劇に好奇の視線が集まった。別れたい夫・高嶋に、別れたくない妻・美元‐。離婚裁判中の2人の同時出廷に、傍聴希望者が殺到し、家裁では異例の整理券の配布が実施された。17席分しかない傍聴券を求め425人が行列。3時間12分に及ぶ法廷バトルを、ワイドショーはこぞって取り上げた。

 黒のスーツに紺色ネクタイの高嶋は、入廷の際、美元に一瞬だけ視線を向け、険しい表情を浮かべた。お互いの呼び方は、美元が『夫』だったのに対して、高嶋は一貫して『被告』。法廷内ではわずか2メートルほどしか離れていなかった夫婦間の、心の距離を感じさせた。

 第10回口頭弁論にして、本人尋問は最初で最後。先に証言台に立った高嶋は、表情を変えることなく淡々とした口調で、妻の“裏の顔”を次から次へと語っていった。

 事前に取りざたされていた美元の浪費癖についても説明した。毎月30万円の生活費が「足りない」と繰り返されたため、09年7月に第3者を交えた話し合いの場を持ち、現金で300万円を渡した上、10年5月からは月50万円に増額したという。それでも美元は、「生活費100万円とお小遣い9万円、合わせて109万円必要な女なの」と納得しなかったという。

 美元の“ストーカー癖”についても暴露。10年9月、仕事で滞在していた京都のホテルで就寝中、気づかないうちに美元が室内に侵入し手を握っていたといい、「(美元が)自殺して幽霊になって現れたのかと思った。完全なストーカー行為なので、恐ろしさで腰が抜けた」とまるで怪談のように振り返った。

 「(結婚生活は)ストレスそのもの。(美元は)恐怖の対象でしかない。一緒にいると必ず体調を崩すので、一緒にはいられない」。関係修復を完全否定し、美元がテレビのバラエティー番組などで夫婦仲を語っていることにも、「2度と高嶋家の名前を出さないで欲しい」と訴えた。80分間話し続けた高嶋の口からは、妻への憎悪だけが発せられた。

(2012年6月2日)

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