《離婚裁判4》機嫌が良いのは10日だけ(06/01 19:59)

午後2時10分から開始された本人尋問では、高嶋に対し質問が投げかけられた。高嶋はしっかりとした口調で、仮別居や別居に至った経緯、美元の異様な行動、美元との生活で自身の精神が追い詰められた様子などを説明した。以下一問一答。
―被告(美元)の激昂ぶりについて
「自分の言い分が通らないと、手がつけられなくなる」
―具体的には?
「結婚式の翌日に仕事が入ってしまった時や、年末に香港に行く時に仕事で僕だけ1日遅れて香港入りした時は、大変怒り、私の事を責め続けました。普段も、被告は生ごみが苦手で、マンションの(部屋の外の)ドアの前に生ごみを置いていました。このマンションのフロアには他にも2世帯住んでいたので(迷惑になると思って)、『ごみの日まで生ごみをベランダに置いたらどうだ』と話したら、『ごみごときでなぜ私が時間を取らないといけないの!』と激昂しました。他にも、『全身で(高嶋に)強く抱きついて寝ないと眠れない』と言い、私が(抱きつかれるのを)断ると、『抱きしめて寝ることは私の夢なのに、夢が断たれた』と責めました」
―被告が不機嫌で怒る日はどれくらいあった?
「被告が旅行で半年ほど居なかった以外の結婚生活の中で、ほぼ毎日でした。ほぼ連日です。機嫌が良かったのは約10日ほどです。(被告の)怒りのスイッチを押さないように、いつも気遣いながらビクビクした生活をしていました。言っている事も時間軸もめちゃくちゃで、何を怒っているかわからず、それにすら謝らざるを得ない。それでも収まらない時は、ただ黙っているしかありませんでした」
―被告の長期海外旅行(仮別居)について
「別居の代わりで、私が提案しました。旅行会社に提案したのも私」
―仮別居をしてどうだった?
「被告が居なくなったことにより、比較的(気持ちが)楽になりました。しかし10年3月に再び同居して、また元通りになった。結婚式の翌日に仕事を入れたことや、寝る時のことを責められ、精神的にも肉体的にも追い詰められた」

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