ホーム > 分野別情報 > 韓国向け水産物の輸出に関するお知らせ(原発事故関連)
平成24年5月17日
各県水産物輸出担当者
水産物輸出事業者各位
韓国政府より、「日本産水産物への新たな安全管理(平成24年5月15日付)」について通知がありました。韓国向け水産物輸出の関係者の皆様には、下記をご留意の上、水産庁、関係自治体が発行する証明書(放射能証明書、産地証明書)の申請手続きをお願いいたします。
1.今回の新たな安全管理の概要
(1) 放射能証明書の提出が必要な地域
① 日本側検査で新基準値(100Bq/Kg)を超過した事例のある10都県
青森、岩手、宮城、福島、東京、神奈川、茨城、千葉、栃木、群馬
② 韓国側検査で検出限界値(0.7Bq/Kg)を超過した事例のある5道県
北海道、三重、愛媛、長崎、熊本
注: 下線の7道県は新たな対象
これまで、放射能証明書が必要な13都県のうち、山形、新潟、長野、埼玉、静岡は不要
(2) 放射能証明書発行の際の放射能検査の厳格化
検出限界値 0.7Bq/Kg 以下の検査機器による検査の義務付け
(3) 施行日
上記(1)は6月1日の船積み分から適用。(2)は6月16日の船積み分から適用
2.証明書(放射能証明書、産地証明書)の申請に当たっての留意点
(1) 記載事項の追加
放射能証明書の記載内容に生産海域(県単位)、及び加工地(県単位)を追加
(2) 施行日
6月1日の船積み分から適用
3.注意事項
(1) 放射能証明書が不要な32府県については、産地証明書が必要
(2) 検査機器はゲルマニウム半導体検出器とし、検出限界値 0.7Bq/Kg 以下で測定
(3) 韓国の放射性物質(セシウム134,137合計)の一般食品(水産物含む)の基準値は、100Bq/Kg 以下
水産庁
漁政部加工流通課
担当者:輸出担当
代表:03-3502-8111(内線6610)
ダイヤルイン:03-3501-1961
FAX:03-3591-6867