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'12/6/2

次回会談で鞆計画最終判断も


 福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画の是非について、広島県の湯崎英彦知事は1日、羽田皓市長との次回のトップ会談で最終判断を示す可能性に言及した。羽田市長が架橋に固執しているとして不満もにじませた。岩国市での中国地方知事会の後、記者団の取材に応じた。

 羽田市長が5月31日の記者会見で、知事の最終判断が次回の会談で示されるとの見方を示した点について、湯崎知事は「可能性はある。これからの調整次第だ」と説明した。

 羽田市長は会見で、「知事の最終判断は架橋ではないという懸念がある」と発言した。これについて湯崎知事は架橋の是非には触れない一方、「市は架橋したい立場から出ることができない。架橋するかしないかの対立を超えた議論が必要という県との違いが生じている」と述べた。

 湯崎知事と羽田市長はことし2〜3月、3回にわたり会談。その後は実務者で協議を続けてきた。




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