サンデー・トピックス:JR石勝線特急炎上事故1年 長引く調査、安全模索 固定部品は見つからず /北海道
毎日新聞 2012年05月27日 地方版
また、社内の設備投資計画も含め、6月に予定されていた今後10年間の「安全基本計画」策定について、小池社長は16日の記者会見で、時期にこだわらない考えを示した。「何ができるか、できないか。現場の社員とすり合わせて作業を進めたい。机上の空論になってはいけない」と現場としっかりとした対話をすることを優先したい考えだ。
事故後、「会社創立以来の危機」と何度も口にした中島尚俊社長(当時)は昨年9月に「お客様の安全を最優先にするということを常に考える社員になっていただきたい」との遺書を残し、命を絶った。それから8カ月。安全への模索は今も続いている。
==============
■ことば