人肉食イベント?:杉並保健所が調査を開始
毎日新聞 2012年06月01日 23時04分(最終更新 06月02日 01時09分)
東京都杉並区のライブハウスで5月に開かれた「人体の一部を食べる」と称したイベントについて、食品衛生法などに抵触する可能性もあるとして、杉並保健所が調査を始めたことが分かった。
ライブハウスの運営会社によると、イベントは芸術家の男性が主催し、約70人の観客が参加。男性が事前に集めた20〜30代の男女5人に、ステージ上で調理した人体の一部を食べさせたという。
杉並区保健福祉部管理課によると、イベントが紹介されたネットを見た人や区民から5月18日に情報が寄せられ、ライブハウスの代表者らから事情を聴き事実を確認した。運営会社は主催者の男性から「医療機関で切除した自分の体の一部を調理するので法的に問題はない」と説明があったためステージを貸したという。
杉並区は「警察など関係機関と協議しながら断固たる対応を取りたい」とのコメントを発表した。【鈴木泰広】