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東電前社長 石油会社社外取締役に
5月31日 21時16分

東電前社長 石油会社社外取締役に
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福島第一原子力発電所の事故の責任をとって退任した東京電力の清水正孝前社長が、東京電力が筆頭株主になっている「AOCホールディングス」の傘下にある石油元売り会社の社外取締役に就任することが明らかになりました。

これは、石油開発会社の「アラビア石油」や石油元売り会社の「富士石油」などを傘下に持つ「AOCホールディングス」が、31日、発表したものです。
それによりますと、福島第一原発の事故の責任をとって、去年6月に退任した東京電力の清水前社長を来月25日付けで「富士石油」の社外取締役に起用するとしています。
「AOCホールディングス」は、東京電力が株式の8%余りを保有する筆頭株主となっており、清水前社長の起用について、「長く電力事業に携わり、エネルギー産業に造詣の深い清水氏の経験を経営に生かすためだ」と説明しています。
一方、来月の株主総会で退任が決まっている東京電力の勝俣恒久会長は、電力各社などが出資している「日本原子力発電」の社外取締役に再任されることが内定しています。

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