米GMがマンUとスポンサー契約、ブランド価値向上狙う
[デトロイト 31日 ロイター] 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート) は31日、サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)と5年間のスポンサー契約を結んだと発表した。
GMは、6億5900万人のファンを抱えるとされるマンUと契約を結ぶことで、同社の乗用車「シボレー」のブランド価値を向上させ、世界的なブランドとしての地位を固めたい考え。特に、ファン1億0800万人がいるアジア市場でのブランド力向上を図る。
今回の契約は中国の上海で発表されたが、契約内容の詳細は明らかにされなかった。
マンUとのスポンサー契約について、同社のグローバル・マーケティング担当幹部、ポール・エドワーズ氏はインタビューで「サッカーは世界最大のスポーツで、マンUは、そのスケールやブランド価値、歴史といった点で他のクラブよりはるかに優れている」と述べた。
同社は今月、消費者への影響が薄いとして、フェイスブック(FB.O: 株価, 企業情報, レポート)への広告掲載を停止する方針を発表。また、広告費が高すぎるとして、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の王座決定戦スーパーボウルでのテレビCMを打ち切る方針も示していた。
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「最悪シナリオはドル72円」
第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは、最悪の円高シナリオを想定。計算上出てきたのは「1ドル=72円」だった。
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