電気料金:東電が6月1日から新プラン 各電力も導入へ

毎日新聞 2012年05月31日 22時22分(最終更新 05月31日 23時47分)

新たな電気料金プランのイメージ
新たな電気料金プランのイメージ

 東京電力は6月1日から、時間帯によって電力料金が変化する新しい電気料金プランを希望世帯向けに導入する。現在の標準的な電気料金は、使用量が多いほど1キロワット時あたりの単価が割高になる仕組みだが、新料金プランは使用量に関係なく、昼間より夜間の料金を安く設定する。さらに、夏場の電力使用量が集中する時間帯は割高にして、ピーク時に電気の利用を減らすことを狙う。ただ、恩恵を受けられる家庭は限られており、切り替えを申し込んだのは約120件にとどまっている。関西電力もほぼ同じ仕組みのプランを7月1日から導入する予定だが、申し込みは約80件にとどまっている。

 東電が導入する「ピークシフトプラン」は、夜間(午後11時から午前7時まで)料金を、現行の3分の1から半分程度に抑える代わりに、昼間(午前7時から午後11時まで)料金を割高に設定。さらに、7〜9月の午後1〜4時は現行の2倍程度に設定する。

 新プランを利用するには電力会社への申し込みが必要。家庭に設置されている電気メーターのほとんどは、時間帯別の電気使用量を計測できないアナログ式のため、申し込み世帯のメーターをデジタル式に無償で交換する。

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