1 キャロ・ル・ルシエになった日
「・・・知らない天井だ」
朝、目が覚めると知らない部屋にいた
壁は布っぽくテントのようなものでできているようだ
「む?」
なぜだろう、視線が低いきがする、声も高いような・・・・
「ここは・・・・どこだ?」
「キュクルー!(おはよ~)」
「羽の生えたトカゲだと・・・・ん? そういえばどこかで見たような・・・・」
「キュー?(どったの~?)」
「あ、どうか、フリードだ!
・・・ってここリリカルでマジカルな世界か!」
周りを確認していると、足音が聞こえてきた
「キャロ、話がありますこっちへ来なさい」
なんだこの爺は・・・
「はぁ・・・?」
ん、キャロ・・・?
どうやらキャロ・ル・ルシエに憑依したようだ
「マジかーーーー!」
「キュー!?」
「あの後爺に里を追い出されたなう」
「キュクルー?(どうするのー?)」
「ふむ、どうしようか・・・・」
とりあえず、手持ちを確認してみるか
アルザスの民族衣装
召喚術の記憶
食料一週間分
リンカーコア
手袋型ストレージデバイス(召喚魔法・補助魔法)
フリード・リヒ(非常食)
こんなもんか?
「まずくね? 管理局とかどうやって連絡とれと・・・・」
この状況を打破するには・・・
1:フェイトさんに保護してもらう
2:野宿して凌ぐ
3:管理局に連絡取れる人を探す
1は、管理局に入らないと無理
2は、頑張ればなんとか・・・?
4は、確か管理世界なら協会に行けば連絡取れるとかForceであったはず
「町で保護してもらえるまで野宿しつつ魔法の特訓、かな?」
なかなかベストな考えだろう
追い出される前に管理局に連絡とってもらえばよかった気がするがな!
食料は一週間分、飛行魔法はフリードの竜魂召喚できるか不安
「ククク、不安もなにも、できることがわかっているのだ、我にできないことはない!」
魔法少女キャロ、始まります?
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