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経産相 地元同意に直接説明へ
6月1日 13時22分

枝野経済産業大臣は、1日の閣議のあとの会見で、関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡り、福井県など立地自治体の同意を得るため、近く、政府として福井県に原発の監視体制の強化策について直接説明する考えを示しました。

大飯原発の運転再開を巡り、野田総理大臣は30日、関西広域連合など関係自治体から一定の理解が得られつつあるとして、みずからの責任で運転再開を決める考えを示していますが、福井県など立地自治体の同意は得られていません。これについて枝野経済産業大臣は、1日の閣議のあとの記者会見で、「福井県でのさまざまなプロセスは承知しているが、まだ、福井県として何らかの結論を出すとは承知していない。福井県やおおい町の理解を得るべく努力する」と述べました。
そのうえで枝野大臣は、現在、政府が検討している総理大臣官邸と大飯原発、関西電力をテレビ会議システムで結ぶなど、監視体制の強化策について、「考え方が確定をすれば、具体的な内容を公式に説明に行く。今、最後の詰めをしている」と述べ、近く、政府として福井県に直接説明する考えを明らかにしました。

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