Jリーグは29日、東京都内で臨時実行委員会を開き、シーズンを3月に開幕する現行の「春秋制」から、夏に開幕する「秋春制」に移行することについて、変更する場合の導入は早くても2015年夏とすることで合意した。可否については、10月の理事会で決める。秋春制は、日本サッカー協会が提案した。
過去何度も頓挫したJリーグのシーズン移行問題が、具体的に動き始めた。中西競技・事業統括本部長は「移行を前提に議論をしようということは合意した。反対の方もいらっしゃるが、議論を尽くすということについて皆さんポジティブだった」と話した。
提案した日本協会の田嶋副会長は「Jリーグの実行委員会が真剣に話を始めてくれたことは、すごく重要」と高く評価。「非常に大きな進歩だと思う。感謝している」と何度も繰り返し、議論の進展に期待を寄せた。(共同)