バッティングネット
バッティングネットは、打球を受け止めてくれるネットのことです。
一人や二人で練習する場合は、打ったボールが遠くに飛んでいってしまうと
取りに行くのが大変です。
また、他の人がいるような場所、野球グラウンド以外のところでは、
危ないので、自由に思い切りバットを振って打つことができません。
そんなときに、バッティングネットがあれば、ネットに向かって、
好きなだけ打つことができるのです。
特に多く使われるのは、ティーバッティングの練習ですね。
1万円程度〜数万円までありますが、あまり軽いタイプだとすぐに
倒れてしまうのでお勧めできません。
バッティングティーが付いているものもあり、それなら一人で練習もできます。
組み立て式で、持ち運びに便利なものもあります。
バッティングネットを使った具体的な練習方法をご紹介します。
打つ人の正面1〜2メートルくらい前にバッティングネットをセットします。
投げ手は、打つ人から角度45度くらいのラインで1.5〜2メートルくらい
離れたところに立ちます。
下手投げ(ソフトボールのピッチャーのような下投げ)で、左足前くらいで
バットとボールがミートするように、ゆっくりと山なりのボールを投げます。
それを確実に芯でミートさせる練習をします。
他にも、後ろから投げてもらうと、大きなフォロースルーを身に着ける
練習になります。
手首を返してしまう癖がある人の矯正にも使える練習法です。