バッティングマシーン
バッティングマシーンは、正式には、ピッチングマシンといいます。
ピッチャーに代わって、ボールが投球される機械のことです。
バッティングマシーンは、大きく分けて2種類あります。
1つはアーム式といって、名前の通り、腕の振りのように、
アームが動いてボールが投げられます。
基本的にストレートのみに対応しています。
ピッチャーの投げをイメージしやすいので、タイミングをとる練習に
向いています。
2つ目はローター(ホイール)式です。
ローター式は、ストレートだけでなく、カーブやスライダーなど
色々な球種が投げられますが、別に供給機が必要です。
使用するボールの種類によっても、マシーンが異なります。
ボールの種類は、軟式、硬式、ソフトボールの3種類です。
軟式用のマシンのボール速度は、110Km/h〜140Km/hです。
硬式用のマシンのボール速度は、150Km/hまで投げられます。
ソフトボール用のマシンは、100Km/h〜120Km/hです。
金額は、30万円程度〜100万円を超えるものまであります。
マシンの重量は、100〜200kg程度ありますので、合宿などに
持って行きたいなど運ぶ予定がある場合は、分割できるマシンを選びます。
また、鋭いスライダーや伸びのあるストレートなど球筋のクオリティも
マシンによって異なりますので、必要な場合は、よく確認しましょう。
マシンによっては、左右方向に動かせるものとマシンごと動かさなくては
いけないものもあります。
どんな練習目的でマシンを使うかを予め決めておき、選ぶと良いでしょう。
また、金額も安く、1人練習に便利なトスバッティング用のマシンもあります。
これなら、打ち込むネットがあれば、さほど場所も取らずに、1人で
バッティング練習ができます。