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巨人の越智大祐投手(28)が30日、背骨付近の靱帯(じんたい)が硬くなって神経を圧迫する難病の「黄色靱帯骨化症」を発症し、6月中に手術することを明かした。両膝の下にしびれがあり、今季中の復帰は絶望的。リハビリを経て再起を期すことになった。
越智は自らの状態について「最初はキャンプの終盤、オープン戦ぐらいのときから様子はおかしかった」と説明。思うような投球ができず4月19日に2軍落ちした後、本格的な症状が出てきたという。
5月初旬に2か所の病院で検査を受け、今回の症状が判明した。「下半身、膝から下がしびれてまひ状態に近い。最初は右がほとんど感覚がない状態になって、そこから左に移ったような感じです。何とかこのまま頑張ろうと思っていたんですけど、手術をすることに決めました」
報告を受けていた原監督は「一日も早くグラウンドに戻ってきてほしい」と話した。球界でも過去に数例あり、09年までオリックスに在籍した宮本大輔投手は、発症後に手術を受け復帰している。原沢球団代表兼GMも「再起ができないというものではない、と考えているし、だからこそ、そういう道を選んだのだと思う。早くマウンドに立てるようにサポートしていきたい」と説明し、来季も契約する意向であることを明かした。
越智は「ファンの皆さんにはすごく心配されている方もいるとは思いますけど、手術して1軍に戻れるように頑張ります」と再起を誓った。
◆黄色靭帯骨化症 脊髄の後ろにある椎弓と呼ばれる部分を上下につなぐ黄色靭帯が骨化して、脊柱管が狭くなり、神経の圧迫症状が出現する病気。初期症状は下肢の脱力やしびれなどがあり、進行すると歩行困難になり、日常生活に障害を来す可能性もある。国の特定疾患に指定されている難病で、原因は不明とされている。球界では93年にオリックス・酒井勉(現楽天2軍投手コーチ)、06年にオリックス・宮本大輔が発症している。
(2012年5月31日06時01分 スポーツ報知)
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