中国河北省保定市政府日本を訪問

3月1日-6日、中国河北省保定市副市長趙常福氏一行4名の政府訪問団は6日間の日本訪問視察活動を行った。アジア現代経済研究所が主に今回の保定市の公務訪問活動をとり行った。
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三鷹市市長清原慶子表敬訪問(左から2人目)
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三鷹市町づくりの紹介を聞く

  保定市政府の今回の訪問活動の主な目的は、保定市の新都市開発と改造に合わせ、当市の更なる都市化のプロセスの中で、どのように都市機能区域に合理的な配置・計画を行うか、今回の日本訪問視察活動を通して、日本の成功体験と先進的な都市計画と配置の理念を参考とし取り入れることにあった。
 今回の訪問活動の中で、保定市と似た特徴が多くある東京都三鷹市を重点的に訪問、視察した。三鷹市は日本の首都東京周辺の住宅区を主とする衛星都市で、首都東京の過密すぎる人口の問題を和らげるのに大いに貢献している。三鷹市の市の建設からこれまでの50年余りで、最初の人口は6万人であったのが、今では18万人に達している。その他、三鷹市の緑化、基礎的な市政府のサービス・福利施設などもたいへんしっかりとしており、三鷹市は非常に住みやすい環首都東京の衛星都市となっている。
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三鷹市市役所前記念写真

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都市計画局局長大田久宗氏が趙常福副市長に三鷹市計画構想について紹介

  訪問の際、保定市の趙常福副市長は初めに中国代表団を代表し、三鷹市政府の受入れに対し感謝の意を述べ、今回の訪問の目的について簡単に紹介した。これに対し、三鷹市市長清原慶子氏も歓迎の挨拶をされ、三鷹市の全体的な概況について話された。次に都市計画局局長大田久宗氏から三鷹市の都市計画の歴史や将来の計画構想についてお話を伺った。最後に双方は都市計画の中でぶつかった問題等についても語り合い、意見を交換した。
 保定市政府代表団の一行は三鷹市政府の他、中国駐日本大使館、保定市の東京事務局、東京にある保定市企業の海外事務所等を訪問した。
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中国在日本大使館表敬訪問
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