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被災地の子に元気発信! 東北のご当地アイドルが結集

東北のご当地アイドルが集まる復興支援イベントに向けて練習する「テクプリ」のメンバー

 東北の「ご当地アイドル」が6月2日、仙台市宮城野区のゼップ仙台で開かれる東日本大震災の復興支援イベントに結集する。被災地の小中学生約150人を無料招待し、パフォーマンスを通じてエールを送り、元気を発信する。出演者は「笑顔や感動を共有したい」と意気込んでいる。
 イベント名は「Girls for HEART LIGHT SENDAI」。
 出演するのは仙台市の「テクプリ」と「みちのく仙台ORI☆姫(おりひめ)隊」、宮城県石巻市の「巻っ娘X」、宮城県気仙沼市の「SCK GIRLS」、福島県浪江町の「NYTS」など宮城、岩手、秋田、福島の東北4県の10組。歌やダンスのステージを繰り広げる。首都圏で活動する6組もゲストで駆け付ける。
 招待するのは、被災した宮城県山元町の児童、生徒約150人。会場には復興支援ブースを設け、募金活動をする。被災地の子どもに向けた出演者のメッセージが書かれたボードを展示。来場者がメッセージを書き込めるボードも置く。
 浪江焼きそば(浪江町)、石巻焼きそば(石巻市)など被災地のB級グルメも販売する。出演アイドルが販売の手伝いをする予定。
 収益を全額、被災した子どもたちの支援に充てる方針。
 仙台市のボランティア団体「心に光をプロジェクト」のメンバーらでつくる実行委員会の主催。テクプリのメンバーが「被災地の子どもが元気になれるイベントを開きたい」と関係者に相談したのがきっかけで、昨年10月から準備を進めた。
 テクプリのリーダーのRIKAさん(16)は「歌やダンスを楽しんで笑顔になってほしい。震災で支援してくれた方々への感謝も込め、本番に臨みたい」と話している。
 午後3時から。入場料3000円(当日3500円)。連絡先は実行委員会022(265)1522。


2012年05月31日木曜日


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