事件【中国書記官スパイ疑惑】農水副大臣とも接点 企業紹介、機密文書入手か+(1/2ページ)(2012.5.31 02:07

  • [PR]

事件

  • メッセ
  • 印刷

【中国書記官スパイ疑惑】
農水副大臣とも接点 企業紹介、機密文書入手か

2012.5.31 02:07 (1/2ページ)
 筒井農水副大臣と在日中国大使館1等書記官の接触について記者の質問に答える鹿野農相=30日午前、農水省

 筒井農水副大臣と在日中国大使館1等書記官の接触について記者の質問に答える鹿野農相=30日午前、農水省

 鹿野道彦農水相と筒井信隆農水副大臣という現職の農水省最高幹部2人が、スパイ疑惑が浮上した在日中国大使館の李春光1等書記官(45)と接点があったことが30日、明らかになった。鹿野氏は省内に調査チームを設置することを決めたが、最高幹部2人と李書記官の関係から、内部調査が適正に行われるのか。省内から疑問の声が上がっている。

 関係者によると、日本の農産物などを中国・北京の施設で展示・販売する事業計画は、2人の最高幹部が積極的に進めてきた。これに実質的に協力していたのが中国大使館であり、李書記官だった。

 李書記官は鹿野、筒井両氏らが出席して平成22年ごろから開かれていた勉強会に数回出席。大使館の経済担当として中国側の状況を説明する一方、「中国企業と協力した方がうまくいく」と提案し、中国の国有企業を紹介していた。

 鹿野氏ら2人と李書記官の関係はこれにとどまらない。鹿野氏は23年3月2日、東京都千代田区のホテルで李書記官らと会食していたのだ。

 この時期は筒井氏が中国へのコメ輸出を拡大することを柱とする覚書を国有企業と締結し、この事業が進み始める一方、政府や農水省内から検疫手続きなどの問題点が指摘され、反発も強まっていた。「会食は中国側から見れば、農水省トップの背中を押す絶好のチャンスだったともいえる」と関係者は話す。

 また、この事業を主導していた筒井氏も、李書記官を副大臣室に入室させただけではなかった。昨年1月には中国国有企業の代表の訪日を李書記官らと空港に出迎え、一緒に新潟へ視察に行ったこともあった。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2012 The Sankei Shimbun & Sankei Digital