超音波を使った脂肪吸引②
超音波の温熱によって柔らかくなった脂肪を吸引するので、こちらも血管や神経などに対するダメージが少なく、施術中・施術後の痛みが少ないというのが特徴です。
従来の脂肪吸引は、カニューレに力を入れて削り取るというものだったたけに、毛細血管を傷つけることは避けられず、術後の内出血や腫れなどのため、回復に時間がかかりました。超音波を使った脂肪吸引はその難点を克服した方法です。
吸引ムラも少なく、凹凸にならないというのが魅力です。体外式で取り除いた脂肪は、ダメージが少ないため、豊胸などで再利用することもできるのです。デメリットを上げるならば、体内式の場合は、どうしてもカニューレの直径が太くなり、施術に時間がかかってしまうという点です。
体外式の場合は、皮膚表面に超音波を照射するため、表皮に熱傷を起こす可能性があるという点。すべての体外式吸引機に冷却装置もついているため、このような問題が起こることはほとんどなくなっています。