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“保険代理店が5億円詐取” 告発へ
5月31日 11時47分

大手損害保険の「あいおいニッセイ同和」は、保険の販売を委託していた兵庫県の代理店が架空の保険商品を販売し15年間で5億円を超える保険料をだまし取っていたとして警察に告発する方針を明らかにしました。
あいおいニッセイ同和では、被害を受けた人に連絡をとって被害額を弁済するとともに、兵庫県警察本部に告発することにしています。また、この問題専用の相談窓口も設置し、顧客からの問い合わせに応じています。
相談窓口の電話番号は0120-358-880です。

「あいおいニッセイ同和」が警察に告発するのは、兵庫県西脇市で保険代理店を経営する65歳の男性です。
発表によりますと、あいおいニッセイ同和が保険の販売を委託していたこの男性が、平成9年からことし5月にかけて、顧客に実際は存在しない架空の保険商品を販売し保険料をだまし取っていたということです。
会社側のこれまでの調べで、被害に遭った人は225人で被害額は5億1600万円に上るということで、代理店の男性は、だまし取ったと認め「海外でカジノなど遊ぶ金に使った」と会社に説明しているということです。

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