ハリを失う原因は?
お肌のハリを失う原因として、大きく2つの原因があげられます。一つは、コラーゲンの減少。肌の奥、真皮層を形成しているのがコラーゲン。年をとると共に、コラーゲンを作る力が弱まり、コラーゲンの量が減るだけではなく、質も悪くなってきます。コラーゲンが減ることにより、肌を支えきれなくなった結果、肌はハリや弾力を失い、たるんでしまいます。
そしてもう一つは、表情筋の衰え。顔には約40種類以上の表情筋があると言われていますが、日常生活で動かしているものは、そのうちのわずか30%。他は使われることなく、緩んだ状態に。筋肉は皮膚の下にあるので、筋肉が衰えると、当然皮膚もたるんできます。
加齢にともない筋力が低下することに加え、年をとるとどんどん表情も乏しくなりがちなので、ますます筋肉を使わなくなってしまうのです。他には、無理なダイエットで急に体重を落としたときなどは、皮膚がたるみやすくなります。5キロ以上のアップダウンを繰り返えしている方は気をつけてください。