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【大リーグ】

イチロー 浅い犠飛に苦笑 「珠玉の打点1ですからね」

2012年5月31日 紙面から

レンジャーズ戦の7回、中前打を放ち一塁に立つマリナーズのイチロー。左奥はレンジャーズのダルビッシュ=レンジャーズ・ボールパーク(共同)

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 珠玉の1打点−。マリナーズのイチロー外野手(38)は29日、敵地のレンジャーズ戦で1安打1打点。試合はマ軍が8回に今季最多タイの1イニング6得点を挙げて10−3と完勝し、今季2番目に長い連敗を5で止めた。

 複雑な心境だったようだ。8回1死満塁、イチローがコンパクトなスイングで捉えた打球は浅い右飛になった。タッチアップした三走ライアンは際どいタイミングでセーフになり、イチローに8試合ぶりの今季17打点目がついた。「僕にとっては珠玉の打点1ですからね」。今季の得点圏打率が1割5分7厘の3番打者は、自嘲気味に苦笑いを浮かべた。今季チーム53試合目の30日の最終戦でイチローは初めて休養欠場するため、31日の移動日と合わせて2日連続の休みとなる。「練習するし、トレーニングもする。だって、次の日の体の反応が全然違うから」。得意だったはずの5月は打率2割5分(108打数27安打)、8打点で終了。リフレッシュし、6月こそ反攻の月にする。 (アーリントン大城和美)

 

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