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【特別企画】
「中国の政治・統治機構ほかビジネスを取り巻く環境に対する基本的理解」
中国大使館一等書記官によりわかりやすく解説、金融ビジネスほか中国におけるビジネス展開に必須の基礎知識 |
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中国大使館一等書記官が登壇。
今、日中関係が揺れています。中国の国内政治と日中の経済関係を分けて考えることはできません。
中国の政治・経済の本質を知ることができる、めったにない機会です。 |
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講師:李 春光 氏
(中華人民共和国駐日本国大使館 一等書記官(経済担当)))
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中国弁護士、哲学博士。中国社会科学院日本研究所助理研究員・所長室副主任、日本政治研究センター研究員、全国日本経済学会連絡部部長。89年6月河南大学日本語言文学外国語学部日本語科卒。97年3月福島大学大学院地方行政学修士行政法学。04年7月中国社会科学院大学院 国際日本研究 哲学博士。89年7月〜93年5月中国河南省洛陽市人民政府外事弁公室国際文化交流センター係り 主任担当(専任)。93年5月〜95年3月福島県須賀川市日中友好協会国際交流員(兼任)。97年5月〜中国社会科学院日本研究所(04年哲学博士号取得)。北京尚栄弁護士事務所(99年弁護士免許獲得)。99年4〜10月松下政経塾特別塾生。02年8月〜04年8月浜松大学客員研究員。03年9月〜04年9月東京大学文化研究所客員研究員。05年4月〜07年3月東京大学公共政策大学院、日本学術振興会外国研究員。07年7月から現職。 |
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| 日時:2010年10月28日(木) 13:30〜16:30 |
| 会場:メルパルク東京 2F 桂 (東京都港区芝公園2-5-20) |
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| セミナー内容 |
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中国が世界における巨大市場へと発展し、さらなる成長を遂げるなか、中国市場は日本の金融機関及び企業にとっても引き続き最も重要な市場のひとつである。既に多くの日本企業の実務家が中国市場に関与し、また、今後も多数の実務家が関与することが予想されるが、中国市場におけるビジネスに携わるうえで、政治や統治機構等に対する基本的な理解は、未だ意外に十分ではないものと思われる。
中国における統治機構の二つの大きな軸とは?「共産党による一党支配」との認識は正しいか?
中国ビジネスを進めるうえで「党と政府」あるいは「中央と地方」にどう働き掛けるべきか?これらは単なる上下関係なのか?
「国営企業」「国有企業」「民間企業」の形態の違いとは?各企業形態のガバナンスと政府や金融システムとの関係は?
中国進出において障壁となりうる規制等は?
反対に、中国からみた日本市場とは?中国金融機関の日本進出は?
本講義においては、中国大使館一等書記官を務める講師により、通算10年以上にわたる日本滞在経験を有し、日本の政治・経済等にも精通する立場から、わかりやすく解説を行う。中国と日本との双方における滞在経験に基づく比較の視点、中国進出を図る日本企業と日本市場進出を図る中国企業の双方に日常的に接する印象を踏まえつつ、具体的な実情や事例を交えて解説、展望するものである。
※本講義は日本語により行われます
1.中国における政治及び統治機構の全体像
・統治機構に関する二つの軸を理解する
〜「党と政府」と「中央と地方」、単なる主従ではない関係
・「一党支配」のイメージと誤解
2.中国の産業構造と企業統治
・企業形態に関する基本知識
〜「国営企業」「国有企業」「民間企業」の違い
・各企業形態とコーポレートガバナンス、経営トップの典型的な経歴
〜政府と企業との関係
3.中国の金融システム
・四大商業銀行とそれぞれの特色
〜中国工商銀行、中国建設銀行、中国銀行、中国農業銀行
・企業の資金調達の実情、ガバナンスとの関係
〜直接金融、間接金融
4.中国におけるビジネス上の規制
・業種・業態ごとの外資規制、参入規制
・規制当局
〜金融監督ほか規制当局としてどのようなものがあるか
・規制の変化などがビジネスにもたらす障壁
5.中国からみた日本市場
・中国からみた日本市場の価値
・中国企業の立場からみた規制環境その他の日本の問題
・中国金融機関による日本市場進出の現状と今後の展望
6.質疑応答
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| 受講料 |
| 36,000円(税込) |
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