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1号車の引退  

2012年 05月 31日

                 ◇16年間無事故のクルマに感謝。

ついに16年間乗ったクルマが引退した。
上写真は、その最後の洗車風景である。
我が家には1号車(私用)と2号車(奥さん用)があり、買い換えたのは1号車。
この1号車は来年まで乗り、場合によってはさらに車検を通そうとも考えていたが、あちらこちらにガタが来ていて、その修理代金などを考えると買い換えは時間の問題だった。
まず、サイドミラーがきちんと開閉できない。ガタガタ、ウイーン‥と音がする。
次に、後部座席のパワーウインドーが動かない。
加えて、冬場になるとハンドルに異音がするのである。左右にハンドルを回転させるたびにギギッーという何ともレトロな音。(この症状は冬場だけの現象である)
極めつけは塗装がハゲてきたことである。(苦笑)
写真では遠目で綺麗に見えるが、ボンネットの一部やルーフの部分が白く変色し始めたのだ。もとより、えくぼや傷はあちこちあったが、塗装の変色はさすがに閉口した。
「乗れても、せいぜい次の車検(1年後)までだ」と覚悟を決めた。
そんな状況の中、ある日、何気なく中古車屋を見ると、リーズナブルで程度のいい中古車を発見した。5年落ちで走行距離は3.4万キロ。ワンオーナーカーで装備もグレードも良い。
しかも2年車検付き。「これなら、確実に10年乗れるな」と思った。
中古車は、ある意味、世界に一台しかない。私はその日に契約書にサインした。
そして、ついに新しいクルマの納車日となり、旧車の引渡しとなったのである。
この1号車は、まだ車検が1年残っているし、エンジンはすこぶる好調。
(最終走行距離は9万3000kmでした)
私は、このクルマが現役が続けられるように願いつつ、最後の洗車と掃除をした。
奥さんに感想を聞いた。
「今、どんな感じ?」→「ご苦労様という感じ」→「それだけ?」→「まあ、お世話になったなと」→「なんだか随分淡白な感想だな。次のクルマに頭が行っているな、こりゃ」
実は、次のクルマに一目ぼれをしたのは、私の奥さんだったのである。私は、このクルマの引退が、定年退職を迎えた未来の自分自身と重なり、少しセンチメンタルな気分だった。
このクルマは16年前のものだが、当事としては最新型で、ABS、中央のストップランプ、左右のエアバックなど、今のクルマと基本性能は変わらなかった。
思い出は尽きない。最後、心の中で「ありがとう」とつぶやいた。
1号車の過去の記事は、→ここをクリック!
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そして、いよいよ新しいクルマの納車の時が来た。つづく

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by sokanomori | 2012-05-31 06:48 | 日 常 | Trackback | Comments(0)

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