05/30 18:48 更新
原告団は、1100人を超えます。鹿児島県の川内原子力発電所の操業停止を求め、九州電力と国を相手取り提訴です。鹿児島地裁に30日訴えを起こしたのは、原発に反対する鹿児島、熊本、宮崎の九州3県を中心とする住民ら1114人です。原告らは、福島第一原発の事故で原発の絶対的な安全性の保証は不可能なことが明らかになったと指摘し、原発の操業は憲法が保障する人格権や生存権を侵害していると主張。そのうえで九州電力と国に対し川内原発1、2号機の操業停止を求めています。九州川内訴訟弁護団の森雅美団長は、「原発をやめさせる1つの方法として訴訟の道を選んだ。その一歩を歩み始めた」と話していました。