藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2007年8月7日放送
株式会社テラネッツ
代表取締役社長 岡田 圭治さん

1000万人のアバター(分身)を生む企業

ネットの最大の可能性のひとつが、複数の人生を体験できること。その実現を支える存在、アバター(分身)を携帯電話やネットに提供する日本のトップ企業が登場。





対談を終えて

 
「アバター」を知っていますか?

インターネットで人気の、「アバター」をご存知だろうか。「アバター」とは、サンスクリット語で「化身」の意味で、インターネットのゲームやSNS、コミュニティ、ブログなどで、自分の代わりに自分を表現してくれるイラスト(ゲームの中では動くものもある)のことだ。たとえば、ブログに、アバターのイラストをつけておくだけで、文字だけでは伝わらない書き手のイメージが伝わる。また、書き手側も、アバターを自分そっくりのイラストにする人もいれば、理想の女の子や男の子のイラストにする人もいる。洋服やアクセサリーも日々着替えさせたり、ペットを飼ったりと、ネット上に住むもう一人の自分という感覚だ。日本で最大の携帯コミュニティ「モバゲータウン」では、アバターが家を持つこともでき、家のインテリアを日々変化させているユーザーも多い。
こうした様々なコミュニティ等を運営する企業に、アバターの提供をしているのが、今回お会いした岡田圭治さんが代表取締役社長を務める株式会社テラネッツ。すでに、1千万人を超える人が、同社が提供するアバターを使っている。

アバターを作り出す人々

そして、このアバターの制作をしているのが、同社の「オーダーメイド.COM」に登録しているクリエーターたち。すでに3300人ものクリエーターが登録しているが、毎月、百人を超える新たなクリエーターの登録希望がある。しかし、厳正な審査によって、1〜2割程度の人しか登録を許されないという。
そこまでクリエーターの質にこだわるのは、ユーザーに満足していただける商品の提供を徹底的に追及するため。「中には、アバターのセーターの裾の糸のほつれ具合に注文をする人もいるほど。エンドユーザーも、手の込んだ仕事は評価してくれます」と岡田さん。

アバターの可能性は無限に広がる

ネットが登場するまでは想像もつかなかったアバタービジネスだが、新たな消費を生み、そして、副業や在宅作業をするアバタークリエーターという新たな雇用も生み出している。たかが若者のネットの遊びと侮るなかれ。医療の分野でもアバターの活用が考えられているほど、ビジネスの進化は計り知れない。


会社データ

URL http://terranetz.com/
設 立 2000年3月
上 場 2007年2月 札幌アンビシャス上場
銘柄コード 2140(Yahoo!で株価を見る
資本金 567百万円(2007年6月末日現在)
従業員数 38名(2007年6月末日現在・アルバイト含む)
主な業務 デジタルコンテンツの制作・販売、ゲームソフトの開発・販売・配信



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