悪意の遺棄っていったいなに?
離婚の原因のひとつに、悪意の遺棄という理由項目があります。ちょっと怖いような言い回しなのでびっくりしてしまいます。
法律的な言い回しなのでピンと来ない人も多いでしょう。悪意とは反対に善意という言葉もあります。悪意とは事実を知っていたのにもかかわらずという意味です。ですから善意は事実は全く知らなくてという意味になります。
遺棄というと、死体遺棄という言葉を想像してしまうのですが、言葉の意味合い的には同じかもしれません。放っておいたということです。
ですからこのままでいると夫婦関係はだめになるのを分かっていたのにも関わらず、何もせずに放っておいたと言うことが原因になるのです。具体的には働けるのに働かない、帰ってこない、お金をいれないなどです。