探偵の料金支払いについて
探偵への依頼案件によっても料金設定は非常に差異があり、探偵を行う上でも統一された料金設定が行われていない現状からも、探偵に案件を依頼した際に生じる料金はそれぞれの探偵事務所及び興信所に委ねられています。
しかし、必ず探偵が依頼者に行わなければならない事項として、調査内容、調査方法、調査期間金銭の支払い時期及び方法についてを明記して同意を取らなければならず、この方法を取っていない探偵業者は探偵業法に触れる事になってしまいますので、探偵に案件を依頼する際にこのような事項が順守されているかをみる事も、正当な探偵か否かを見極める際には役立ちます。
探偵への料金支払いについては色々な方法がありますが、基本的には調査が終了した後に請求という形が多いです。
手付金や着手金を請求する探偵事務所や興信所なども存在しますが、詐欺にも使われることからも、依頼者側が支払いに対して抵抗を持つ場合が最近では多く、多くの探偵事務所や興信所が、完全出来高制のように、終了時の報告を持って、料金の支払いを請求するようなスタンスで運営されているところが増えてきました。
やはり、探偵に依頼するという行為は日本ではまだまだ一般的ではないことが、こうした対応の背景には存在し、探偵といっても資格制度などが整備されているわけではなく、探偵業を行う制限が非常に厳密ではないという点からも、結果をもって支払いの請求を行うという所が多いのだと思います。