料金を説明する
料金体系の説明はもっとも大事なことです。最初に着手金が必要なところがほとんどですが、最近は成功報酬だったり、後払いで経費などを精算して請求することが多いでしょう。
そうした割り増し請求で問題が発生することもあるのですが、そうした調査にまつわる経費のことについては殆どのケースで契約書に記されていることが多いですから、その部分をもう一度読んで確認しておきましょう。
また見積もりと金額が多少違うならば考慮の範囲、説明してもらうことで内容を確認することができますが、そうでない場合、つまりは大幅な根拠の無い割りましをしている時は、弁護士や消費者センターなどに相談してみることをおすすめします。
契約書の内容と共に、その請求が妥当かどうか判断してもらいます。とにかく調査を依頼している人は困っていたり、精神的に、心理的にかなり不安定になっていることが予想されますので、何を説明してもよく聞いていなかったり、無理な注文をしてくることなどもあるようです。
そういったときは日を改めてとか、何度も説明する、契約書に銘記するなどしっかりした対応、対策を練ることが大事です。
あとでお金のことで問題になる、つばぜり合いになるのは依頼者、そして探偵事務所にとっても時間のムダになりますし、問題解決までの心労もあります。
最初から問題が起こらないよう、依頼者のことを注意深く観察しましょう。何かよくない傾向があったら、断ってもいいのですから。