車で張り込み

張り込みをするときに、ずっと立った状態、もしくは部屋などを借りて張り込みをするというケースもあるかもしれません。しかし例えば、ターゲットが移動をする際に自動車を使うというときには、こちらも車の中で張り込みをすることもあります。相手が動き出した場合に、すぐに対処をして尾行をすることができるようになるからです。
　

この場合にはまず、後方のガラスに対して、濃いスモークを貼ったり、後部座席との境目のところに黒い色をしたカーテンを張るといった対処をすることがあります。こうすることで、周囲の人から、中の状況を見ることができなくなります。ですから、周辺の人も怪しむことなく、張り込みを続けることができます。

この手の張り込みのときには、ちょっとした油断が命取りになることもあります。例えば、長時間の張り込みになった場合には、トイレにも行きたくなるかもしれません。この時に外に出た瞬間を通行人に見られてしまうということも起こり得るのです。