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　反原発を訴える俳優の山本太郎（３７）が１８日、本紙スクープ通り、太陽光発電事業会社「ソーラーリフォーム」（清水勇介代表取締役、神奈川県横浜市）に入社した。

　同日、都内で行われた入社式に出席。同社関係者は東スポ本社にも太陽光パネルを売り込むべく、山本を送り込む計画を明かした。　スーツに水色のレジメンタルタイ姿の山本は、他の４人の新入社員とともににこやかな笑顔で会場に現れた。３か月期間限定の契約社員として営業活動に従事するが、俳優業を優先するという。

　　集まった報道陣に対し、山本は「一軒家にお住まいですか？　ぜひお話しさせてください」とさっそく太陽光パネルを売り込むなど、営業マンの姿勢。就職したのは、市民活動によって芸能界から“干された”ことで、収入が「１０分の１」に激減したことが大きい。「安定した収入は必要。心強い」とホッとした様子の山本には、芸能界の友人からも祝福の連絡が届いたという。

　気になる初任給の額について山本は「言わないですよ。石原（慎太郎東京都知事）さんに『尖閣（諸島）をいくらで買い取るのか』と聞くのと一緒」とタイムリーな答えではぐらかしたが、使い道は「母に仕送り」だとか。　記者らと名刺交換をした山本だが「東京スポーツ新聞社」の名前を見るや「あの東スポさんですか。記事にはビックリしましたよ！」とスクープを話題にした後「変なこと書かないでくださいよ。またよろしくお願いします」と〝営業マン〟の顔をさっそくのぞかせた。