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経済
【ビジネスの裏側】「サポート大きい」北欧100円ショップ、1号店に大阪選ぶ
北欧の人気雑貨チェーン店「タイガー」が今夏にもアジア1号店を大阪に出店する。欧州では約120店を展開する同店だが、なぜアジア第1号店を首都・東京ではなく、大阪に決めたのか。来日した「タイガー」を運営するデンマークのゼブラ社のレナート・ライボシツCEO(最高経営責任者)が大阪進出の理由を明かした。
京都に留学「大阪での成功、日本中に通用」
「東京には、それぞれ特徴的なエリアがたくさんある。1店舗をオープンしても、限定された地域のものになるため、東京では埋もれてしまう危険性があると考えた」。ライボシツ氏はこう説明した上で、「東京に比べ都市のサイズがコンパクトな大阪では、1店舗をオープンしたら、全体からお客さんに来てもらうことができ、広く知れわたると考えた」と言う。
大阪進出に際し、日本貿易振興機構(ジェトロ)や大阪商工会議所のサポートを受けながら出店準備を進めているが、「サポートがあってのこと。東京には企業が多く、われわれ1企業に対し、ここまでのサポートが受けられたかわからない」とも話す。
日本での出店準備を、中心になって進めているクラウス・ファルシグ日本地区部長は、学生時代にバックパッカーとして日本を旅行したことがあり、好きな都市は「京都、金沢、長崎」。「日本の文化がより感じられる」と京都に留学した経験からも、関西出店のメリットをライボシツ氏にアドバイスする。
マクド、スタバ、北欧H&M、イケアも東京
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