一徹に帰依した人? 2011年6月10日、「朝日新聞」夕刊の「人脈記」欄に「俳句 師を選ぶ ➆ 」として、有馬朗人氏が紹介された。記事の冒頭に、有馬氏が俳句の師と慕った山口青邨の、<こほろぎのこの一徹の貌を見よ>という句が掲げられ、有馬氏の作句歴と人となりが紹介されている。山口は高浜虚子の高弟の一人であるとともに、東大の工学部教授として鉱山学に関わった。東大入学前に古本屋で山口の句集を読んでいた有馬は入学してすぐに山口の研究室を訪ね、弟子になり、以来、38年間、山口が96歳で亡くなるまで師として仰いだとい... > このページを見る
最終更新時間:
2011年07月31日08時14分