個人情報について
2005年に施行された、個人情報保護法によって情報の目的外の利用を違法行為としています。ですから以前よりも個人情報の調査が難しくなっていることは事実です。
また迷惑防止条例や軽犯罪法の取り締まりが厳しくなっている最近では盗聴、そして盗撮も場合によっては犯罪と見なされることがあり、訴えられる可能性があります。
その為探偵の仕事はそうした人のプライバシーを調べる仕事が多いだけに、法律のグレイゾーンをよく理解する必要があるし、万が一にでも訴えられるような調査方法は避けなければいけません。でもこの個人情報施行後も探偵業界とはまた別に情報屋という仕事があって、ここではいまも同じように個人情報のやりとりが普通に行なわれているといいます。
でも探偵よりはより費用がかかりますので、どうしても個人情報が必要なときはこのようなところに相談をしてみましょう。ただし、ある程度のツテやコネをたどったほうが賢明です。探偵事務所などから紹介をうけてもいいかもしれませんね。
それくらい個人情報の取り扱いについてはどこも神経質になっているし、個人情報の漏洩や顧客リストの持ち出しなど、犯罪が絡むケースも多発していて、情報を守るほうと引き出そうとするほうでせめぎ合いがつづいているようです。
どうしても必要なこと以外は、個人情報を無理に引き出す必要もないでしょうが、前科のある人などがまた不穏な動きをしている場合には、そうした情報も頼りになるかもしれませんね。