契約書をよく読もう
その依頼の内容や報酬のことについてはすべて契約書や依頼書に銘記されていますので、まずはサインの前にその書面をくまなく確認することです。
記述があいまいなところとか、はっきりと金額が記載されていない、そして加えて欲しい要項がある場合は、そのこともしっかり伝え、契約書に盛りこんでもらってください。一般人にとって決して安いとはいえない探偵の依頼ですから、依頼するときは結果をだせるように、また費用対効果をしっかり考えて、契約内容にもう一度目を通しましょう。
見積書などがあれば、その金額と、契約書にかかれたものに相違がないか、また必要経費の請求はどのようになっているかなどもチェックポイント、そしてあまりにも相場より高いというとき、なにか疑わしいときは探偵事務所の相談センターなどに相場を聞いてみてください。
契約書にサインしてしまうとその契約は効力があるので、取り消すのは難しいし、キャンセル料が生じるようになるので、サインする時は慎重に。一時の感情や勢いで探偵に相談した場合はもう一度考えてみる余裕が欲しいです。
そしてこの依頼が本当に自分のためになるのか、そしてひいては将来の計画にどのように影響してくるのかを考えます。なんらかのトラブル回避なら依頼して当然ですが、依頼してもあまり意味のない調査の場合は自分にとって前向きなこと、解決法になるかを良く考えてみましょう。
探偵は事実を調査しますが、その結果によってなにか得るものがあるのならば、ケジメをつけることができるのなら良い判断かもしれません。