真面目な探偵社を探そう
探偵になるにはとくに資格が必要なわけではありません。2007年に探偵業の業務の適正化を図るために「探偵業法」が施行されましたが、各都道府県公安委員会に書類を提出するだけの届出制なのです。
要するにだれでも探偵業を営むことができるのです。国家資格があるわけでも民間資格があるわけでもありません。そのため、客寄せをするために代表者を女性にしたりする探偵事務所もあります。
探偵事務所は一般人には何となく、馴染まないイメージがあるために、雰囲気を柔らかくするために女性を使うようなのです。
もちろん、誠実に探偵事務所を営んでいる女性の代表もいますが、なかには経営戦略的に女性を使っている探偵事務所があることを覚えておきましょう。見極めるのは大変ですが、どれくらいのキャリアがあるのかくらいは調べる必要があります。
また、わざわざNPOを設立して相談にのる探偵事務所もあります。「内閣総理大臣許可」とうたい文句にできるため、利用者から安心を得ようとしていますが、安心させるためだけの目的の場合もあるのです。
広告だけに惑わされない、本当に誠実で真面目な探偵事務所を選ぶようにすることが大事です。