危険なときはある?

危険なときはある?

もちろん探偵は基本的には調査業務ですから、あまり危険が高い仕事はないといってもいいでしょうが、最近はセキュリティー関係の仕事、また別れさせ屋、債権回収などのほうも請負う探偵事務所があるので、そうなるとリスクは高くなるでしょう。

 

 

秘密裏におこなっていることなので、表に出ることが少ないというデメリットがあります。でもテレビドラマのように殺される危険とか、難事件に巻き込まれるという可能性はあまりないし、あったとしてもそういった特別な業務にいる人は一般の組織には所属していないのではと思います。

 

 

また刑事事件ぎりぎりのストーカー被害などでもその情報や証拠などを集めはしますが、実際にそれらに手を下すのは警察の方です。探偵は調査専門機関ですから余程の現行犯でない限り、ターゲットに対してなんらかのアクションを起こしたり、リスクを背負う行為はありませんし、むしろそこまでは刑事ではないので権限はありません。

 

 

情報という面では、警察などに協力できることもあるでしょうが、それも依頼主の秘密を守る意味もあって、依頼主の許可がでないと開示することはできないでしょう。イメージと現実はかなり違って、わりに他人の家に首を突っ込むような単純な仕事が多いですが、そういったことをまじめにやり遂げる根気と根性は必要なことでしょう。

 

 

マスメディアで語られる探偵と、また現実とは違うものかもしれません。でも基本的なことを守らないと自分が訴えられるなんてこともあり得ます。気を付けましょう。