調査報告書の書き方

探偵は、調査を依頼された場合に、最終的には調査報告書という形でクライアントに報告をすることになります。この探偵の作成する調査報告書ですが、時として重要な証拠になる可能性もあることを想定して、作成をしないといけません。

中には、調査結果をもとにして、クライアントに対して裁判を起こすということもあるかもしれません。そのときに、証拠という形で、探偵の作成をした報告書が提出される可能性があります。ですから報告書を作成するときには、第三者も見るかもしれないということを前提にして、文章を作成する必要があります。

たとえば、「○時○分、ターゲット、家を出る」と書いたとします。探偵とクライアントでは、「ターゲット」がだれかは分かっているでしょう。しかし裁判になって裁判官が見た場合、ターゲットって誰？という話にもなってしまいかねません。

上の場合「○時○分、○○氏より調査の依頼のあった○○氏が自宅（○○市○○）を出る」といったように、はっきりとだれもがだれのことについて書いているかわかるような書き方をする必要があります。